医療保障は1回の入院で支払われる限度日数や、
入退院を繰り返したときに
支払われる通算の入院日数の上限の確認が必要です。
最近ではよく1日の目安は1万円といわれています。入院には治療費の他にベッド代や食事代その他にも病院の中で見るテレビ、見舞いに来る家族の交通費などにもお金がかかってきます。1万円の保障が無いといけない、というわけではありません。もし入院した場合に多少なりとも預貯金の中から不足分を補おうという気持ちがあれば入院1日あたりの保険金額を7千円でも5千円でも良いと思います。
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度>
1回の入院で60日間保障するものや120日間保障するものがあります。注意したいのは、「1回の入院で」というところです。例えば60日型の入院保険に入っている方ががんで40日間の入院をしたとします。退院しましたが3ヶ月後再発して40日間の入院をしました。どちらも60日以内ですが、2回目の入院に関しては保険金(入院給付金)は20日分しか出ません。
1回目の入院と2回目の入院の原因に因果関係があった場合は連続入院とみなされ2回目の入院1日目が41日目と認識されてしまいます。